こんにちは。柏市の司法書士 長谷川秀夫事務所です。
今回は、遺言書で遺留分対策をする方法について一部ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ー 付言事項で相続人への思いを伝える ー
遺言書に付言事項を加えることは、遺留分対策として有効です。付言事項とは、法的効力を持たない記載事項のことで、遺言者の遺産分割に対する思いや考えを相続人に伝えることができます。例えば、特定の相続人に遺産を多く渡す理由や、他の相続人に対する配慮を丁寧に記載することで、相続人同士での争いを防ぎやすくなります。ただ、付言事項に法的効力はないため、必ずしも遺留分に関するトラブルを防げるわけではない点に注意しましょう。
ー 専門家に相談して遺言書を作成する ー
遺言書の作成には、司法書士や弁護士などの専門家の助けを借りることが効果的です。遺留分の問題に詳しい専門家は、遺言書の内容が法的に有効であることを確認しつつ、遺留分に関するトラブルを防ぐためのアドバイスをしてくれます。特に、複雑な財産構成や相続関係がある場合には、専門家のサポートを受けることで、遺留分に配慮した適切な遺言書を作成できるでしょう。
まとめ
以上、遺言書で遺留分対策をする方法について一部ご紹介しました。法的に有効かつ遺留分対策をした遺言書を作成するためにも、専門家に相談することをおすすめします。
当事務所では、相続手続きに力を入れて対応しており、相続問題に関するご相談も承っております。柏市で相続に関して相談できる司法書士をお探しの際は、お気軽に「司法書士 長谷川秀夫事務所」へお問い合わせください。
柏市柏駅徒歩10分・駐車場あり長谷川秀夫事務所へのご相談は
簡単なご相談や面談については無料で承っている場合もあります。
まずは電話、またはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
TEL.04-7165-0011
営業時間 / 9:00 ~ 17:00 ※時間外もご相談ください。
遺言・遺言書に関連する記事
遺言書を撤回する方法とは?
今回は、遺言書を撤回する方法についてご紹介します。◆自筆証書遺言の場合◆自筆証書遺言の撤回は比較的簡単です。遺言書を物理的に破棄...
遺言書が複数見つかったらどうなる?
今回は、遺言書が複数見つかったらどうなるかについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。◎遺言書が複数見つかったらどうなる?...
自筆証書遺言の保管制度とは?
今回は、自筆証書遺言の保管制度について簡単に解説します。<自筆証書遺言の保管制度とは?>自筆証書遺言の保管制度は2020...